占いをやりながらも、
スピリチュアルという言葉が好きではない私。
本来持つ言葉の意味とは別に独り歩きして、
「霊感強いんですか?」
みたいな興味本位の雰囲気の言葉になってしまっているところが嫌なのかなと思う。
私はこの世には目に見えるもよりも見えない物の方が多いと思っている。
”人の心”が、わかりやすい例で、
目の前にいる人が笑っているからといって、心の底から笑っているとは限らないし、
不機嫌そうだからといって、本当に見た目通り、不機嫌とは限らない。
人は成長するにしたがって、心とは別の表情を持つようになる。
目の前にいる人は、本当はどう思っているのかな、
と、時には感じ取ることが必要になる。
このブログは、占い師のブログなので、
私が体験した不思議なことなどを記事にしてこうかなと思いついた。
不思議とは、
1 どうしてなのか、普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと。
2 仏語。人間の認識・理解を越えていること。人知の遠く及ばないこと。
etc.
が、不思議の意味なので、カテゴリも「不思議な出来事」でいいかな、と思った。
さて、その第一弾。「身代わり」
私は人間以外のモノにも心があると思っている。
人間とは違う心かもしれないけれど、心といえるようなものがあるのではないかと。
愛用品は、その持ち主を守ってくれていると思う。
時には身を呈して、持ち主の身代わりになってくれたりもする。
私の部屋にあったミリオンバンブー(幸福竹)が、
ずっとおかしな伸び方をしていた。
真ん中の葉っぱは全て枯れてしまい、
ヒョロヒョロと細く長く伸びた茎の先にチカラない若葉、という状態。
「何故、こんな姿に?」
と思いながらも、そのうち元気になるかもと思っていた。
ところが、本日、ついに、
細い茎の部分がポキッと折れて、再起不能な状態に。
最初は、
「あ~、ついにー」
と思っただけでしたが、ふと思った。
ここのところ、ずっとアタフタ、バタバタしていた私。
「もうダメかも~」
と思うことも。
ミリオンバンブーは、私が折れてしまうその身代わりになってくれたのではないかと。
「お疲れ様でした。ありがとうございました」
と折れてしまったミリオンバンブーに声をかけた。
二代目ミリオンバンブーを買いに行きましたが、花屋さんに見当たらず、
ドラセナを買ってきた。
ドラセナも根がつく場合があるので、いつまでも青々していてくれるかもしれません。
ありがとうございました、ミリオンバンブー。
身代わりになってくれたのだから、私は折れないでいるね?